背中のニキビ跡

　背中は皮脂分泌の多い場所です。背中は、汗をかきやすくむれやすい場所であるにも関わらず、スキンケアがしにくい場所です。シャンプーなどの洗い残しをしてしまいがちな場所でもあります。上記のような理由から、背中にはニキビができやすくなります。まずは、いつも背中を清潔に保っておくことが、背中のニキビ予防になります。万が一、背中にニキビができてしまった場合、背中は見えづらい所なので自分で治すのは難しいです。刺激を与えすぎてしまうと、症状を悪化させニキビ跡を残してしまうかもしれません。ニキビ跡とは、皮膚の表面が凸凹になったり、色素が沈着して黒っぽくなったものです。背中のニキビ跡は、後者になるケースが多いようです。背中にニキビ跡ができてしまった時は、病院に相談するのが一番です。

　背中に限らずですが、ニキビ跡の治療法はいくつかあります。まず第１に、イオン導入という治療法。イオンを導入することによりビタミンＣを多く浸透させるので、ニキビ跡の炎症を抑制し美白効果まで期待できます。第２に、レチノイン酸によってニキビ跡を治す治療法。肌のターンオーバーを活性化させ、コラーゲンの生成を促進する効果が期待でき、ニキビ跡の凹凸を目立たなくすることができます。第３に、レーザー治療。ニキビ跡の凹凸を削りとり、肌の凹凸をきれいにする効果があります。レーザー治療は、他のニキビ跡の治療法で効果があまり表れなかった場合でも、期待ができる治療法です。